アメリカのロースクールへの留学を目指します

もうすぐ40才になりますが、子供もいますが、さらに自費になってしまうかもしれませんが、何とかアメリカのロースクールに留学したいと考えています。

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あっという間の1週間でした

サマープログラムに出ている間は毎日更新しようという高い志を持っていたのですが、全然ダメでした・・・。三日坊主にすらなれませんでした。
火曜日と水曜日はIntroduction to Legal Englishという本を使っての授業でした。講師はこの本の著者であるWojcik先生です。
授業の内容を事細かにメモするのは時間との関係でできませんが、基本的な単語(例えばplaintiff、defendant、juryとか)の意味を解説することと、アメリカの裁判制度がどのような構造になっているかを解説することが、メインの内容になっています。
非常に丁寧に解説してくれますので、全く法律英語の知識がなくても問題なく理解できる内容ですが、その分、多少でも法律英語に触れたことのある人や英語がほぼネイティブである人から見れば、簡単すぎてつまらないということになってしまうようです。実際に何人もの人がそのような不満を口にしています。
木曜日は、午前中にTort(不法行為)の授業を受け、午後はcaseを読んでcommon lawとcivil lawの違いを考えるという授業の内容でした。それぞれ別の先生が担当されていました。
木曜日の授業も本当にさわりだけという感じですので、どこまで役に立つかはわかりませんが、火曜日・水曜日よりは内容があったと思っています。
個人的にはcommon lawとcivil lawを区別することに疑問を感じているのですが、授業を担当された先生は違いがあるということを熱弁されていました。私の疑問については「続き」のほうに書いておきます。
金曜日はCongress(議事堂)の見学でした。午後は自由時間でしたので、航空宇宙博物館に行ってきました。これはこれで楽しかったのですが、「留学」というテーマからずれますのでここでは詳しくは書かないことにします。

1週間が終わって、いくつか感じたことがあります。

・英語で発言ができないとダメ
留学するような方であれば、他の人の発言内容は(先生の説明であれ、生徒の質問・コメントであれ)理解することは可能だと思います。ただ、やはり発言できないとダメです。英語のレベルもそうですし、それ以上に心理状態が問題なのだと思います。たとえば、あまり変な質問をすると他の生徒に迷惑がかかるのではないかと考えたりしているのですが、ブラジルから来ている参加者にそんな話をすると「信じられない」といっていました。英語が下手でも、質問内容がくだらないと思っても、気になることは授業中に聞いておけばいいんでしょうね。とはいえ、日本人は授業が終わってから先生に質問に行くという人が多いですね。

・日本人だけではなく、母国語が同じ人たちで固まる
留学経験者の話として、「日本人は群れたがる(だからダメだ)」というような主張を何度か見たことがあるのですが、日本人だけではありません。中国人はやはり中国人と一緒にいますし、ブラジル人はブラジル人と、スペイン語圏の人は同じくスペイン語を話す人と一緒にいます。共通の話題があるかどうかということも関係しますし、もちろん英語でのコミュニケーションは可能なのですが、やはり母国語で話すのがラクだから、ということだと思います。

・頭がいいヤツは頭がいい
授業中の発言内容を聞いていたり、休み時間に話をしたりすると、頭がいいかどうかというのは割とすぐにわかるような気がします。そうでない人もやはり発言内容を聞くとある程度わかります。もちろん、授業中に発言しない人については判断のしようがありませんが・・・。


上にも書いたとおり、「続き」はcommon lawとcivil lawの違いについての私の疑問です。
common lawとcivil lawの違いはあくまでも相対的なものであって、質的な違いはないのではないかと感じています。
まず、common lawといっても、もちろん成文法典は存在します。法律を制定することにより、それ以前の裁判所の判断(case law)を覆すことはできるということです。
また、common lawの特徴のひとつとしてcase lawの重要性があげられますが、civil lawといっても判例には拘束性がありますし、例えば日本の法学部の授業でもいろいろな判例を分析する(あるいは記憶する)ことになります。
さらには、common lawとcivil lawの違いを云々したところで、そこから直ちにある一定の結論が導かれるかというと全くそんなことはありません。たとえば、ある法体系がcommon lawに属するということが示されれば、その法体系においては裁判所は成文法を覆すことができる、という結論が導かれるのであれば、common lawとcivil lawの違いを議論する実益があるのですが、そんなことはありません。

もちろん、それぞれの法体系の相対的な違いを比べてみることは、理解を深める上では重要だとは思いますが、それぞれの特徴を把握できればそれ以上に深く分析する必要はないのだと思っています。
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コメント

bibliophageさん、こんばんは。
ちょっと前のエントリへのコメントで失礼します。

bibliophageさんが使ってるIntroduction to Legal Englishという本、ちょっと興味あるので購入を検討しています。
bibliophageさんが読んだ感じでは、どんな本でしたか?簡単にでもいいので教えてください。

  • 2006/07/24(月) 23:32:43 |
  • URL |
  • とまひれ #-
  • [ 編集]

本の内容を説明するのは難しいのですが、何とか挑戦してみます。
まずは形から。大きさはいわゆるレターサイズで、ページ数は400ページです。
2部構成になっていて、第一部は概説が10章くらいと法分野ごとに分かれた章が6章あります。第二部は発展としてライティングスキルについて書かれています。
概説の部分は、Introduction、General Terms、から始まってアメリカで法律を学ぶのに必要な、非常に基礎的な話が出ています。
法分野に分けれている部分については、それぞれの分野の簡単な説明と、基本的な単語についてのQ&A(Vocabulary Building)が中心となっています。例えば、TortではAssault、Punitive Damages、Negligenceなどの単語が四択の形式で質問が設定され、その後に回答と解説が続くというような感じです。
第二部もいくつかの章立てがなされていますが、それぞれさまざまな場面でのライティングスキルの解説となっています。Sample Lettersがあったり、Law Office Memorandaの書き方の解説がなされていたり、という感じです。
あまりにも基礎的過ぎる感じはしますが、アメリカ法をゼロから学ぶにはこういった入門書も必要かなぁ、という気もします。私が自費で購入するか、と考えてみると難しいところです。書かれている内容は、ロースクールに留学すればそこでもっときちんと学ぶようなことばかりという気もしますし、一方で、導入時点ではこれくらいから始めたほうが、本論にスッと入っていけるというような気もします。
本当は、モノを見ていただければいいのですが、私は関西在住ですのでちょっと難しいですよね。
ご質問があれば何なりとお尋ねください。

  • 2006/07/25(火) 13:05:24 |
  • URL |
  • bibliophage #-
  • [ 編集]

ありがとうございます!

bibliophageさん、詳細なご説明どうもありがとうございます!とても参考になりました。

bibliophageさんの説明を読んで、この本では何か物足りないような気もするし、いや最初はこれでいいのかも、と余計に悩み始めてしまいました(笑)。
もう少し他の本も調査してみることにします。

どうもありがとうございました!

  • 2006/07/26(水) 12:57:46 |
  • URL |
  • とまひれ #-
  • [ 編集]

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